私が適応障害になるまで
どーも!く~まです!
みなさん11月はいかがお過ごしでしょうか?
札幌は普通に寒いです(^-^;
ご挨拶の記事でも記載してました、私がなぜ適応障害になったのかご紹介したいと思います(;'∀')
この記事を読んで少しでも参考になれば幸いです!
または似たような状況になっている人の助けにもなればもっと最高です!!
始まりは3年前・・・
私が会社に入社したのは2019年の4月です。
Uターンで地元に就職しました。
最初は違う部署に配属されましたが、3か月後に新しい部署が設立されて異動となりました。
なんで突然移動なのか正直よくわかりませんでした(;'∀')
会社の新しい挑戦として設立された部署なので、緊張もしましたがワクワクした気持ちもありました。
しかしメンバーが幹部クラスの2人と私の3人のみでした。
そこから少しずつ違和感を感じることになりました・・・
慣れない環境と上司
新しい部署は、良いモノを探してお客様へご提案するという仕事でした。
ジャンルで言えば営業でしょうか。
いきなり別部署に異動したことや新しく覚えることが多く、
最初はかなりお客様やメーカー・卸先との意思疎通がうまくできずにいました。
上司に仕事も教わるも要点がわかりにくく、話す時間も長いので結局何が大事だったかわからないこともしばしば…
わからないことや不安なことを相談しても「前に言ったよね?ちゃんと覚えて!」とかえされたりして仕事を覚えるプッシャーが徐々にキツくなってきました。
そしてミスをすると社員の前で平気で長時間お説教や怒鳴りもあり、惨めな気持ちでいっぱいになったこともありました。
このような事が1年も続き、相談しても怒られる環境が出来上がってきました。
2年目に入り、なんとか少しづつではありますが業務をこなせるようになりました。
他部署の人達もけっこう心配して話を聞いてくれる人が多かったのが唯一の救いでした。
しかし冬頃に取引先との連携がうまく取れず、トラブルが起きました。
後から考えれば大したトラブルではなかったのですが、上司が必要以上に騒ぎたて、プレシャーをかけるように注意してくることもあり、冷静に処理することがなかなかできませんでした。
取引先も外出しているため、連絡が取れずにいると急に部長が大声で怒鳴りはじめました。その瞬間、頭が真っ白になりました。
定時まで連絡が取れなかったので結局その日は9時くらいまで上司の説教を聞きながら残業になりました。
その日は言われた内容がほとんど頭に入らない状態でした。
この時期には睡眠不足が増え心と体は少しづつおかしくなりました。
責任転嫁と身体の限界
3年目になると業務の担当をすべて任されました。
人間関係で疲弊している中でプレッシャーがさらに上乗せ状態になりました。
朝の出勤中に会社が近づくと吐き気がでたり、お昼時間は食事ものどを通らない日々が増えました。
さすがに体調の変化に他部署の人達や同期が心配して病院に行くことを勧めてくれました。
休んだ方がいいというアドバイスもありましたが、休むことによって「利益を落としてしまうかも…」、「周囲に負担を掛けてしまう…」、「社内で白い目で見られて戻りにくい空気になってしまうかも…」などと頭の中でいっぱいになり休職を申し出るこ都がなかなかできませんでした。
悩んでいた矢先に取引先が原因のトラブルが発生しました。
もちろん流通的にうちの部署も関わっていることもあるため、早急にトラブル解決をしなくてはいけません。さすがの自分も今までにないトラブルだったこともあり、上司と相談しながら進めていこうとしましたが部長が突然「ぜんぶ自分でやれ」と指示を出してきました。
頼る人も相談する人もいないまま、取引先やメーカーに連絡してもうまく進まずにどんどんトラブルは大きくなるばかりで、心身ともに限界に近い状態でした。
この時、病院に行く決心をしました。
初めての心療内科へ
他部署の中でうつ病を経験した人から精神内科を紹介してもらい、病院に行くことを決心しました。
検査の結果、「うつ病」と診断されました。
(おそらく、当時の自分はうつ病に多くあてはまる症状があったからだと思われます。)
医者が最後に「自分のせいではありません。環境によってなった症状なので自分を追い込む必要はありません。」と言われ、涙が止まりませんでした。
診断後の会社の対応
うつ病の診断書をもとに総務課へ相談しました。
(直属の上司に相談するといろいろ言われるのが想像ついたので、まずは総務課へ相談しました。)
その時は「仕事と上司との人間関係がつらいのでお休みをいただきたいです…」とシンプルに伝えました。総務課は上層部と相談して進めると言い、その日は終わりました。
しかし2日後に直属の上司に呼ばれ、休職についてかと思いきや、仕事の内容を少しだけ縮小しようかと持ち掛けられました。
休職の話がうやむやにされた内容になっており、その瞬間プツンと何かかが切れたようなな感じがしました。
大声でキレたわけではなく冷静な声で「病院でうつと診断されました。私はいつ休めますか?」と上司に問いかけました。
上司は少しおどおどした感じで「もう一度総務課と掛け合ってみる」と言い、話は終わりました。
対応がおかしいと思い、他部署の人達に相談して専務に直接お話しする機会をもらい、すべてを話しました。
その後ようやく休職することになりました。
いままで積もったもの一気に押し寄せてきたので、最初の一週間は一切外に出ませんでした…
セカンドオピニオンで適応障害に
休みの途中に手続きの関係で会社の産業医と面談することになりました。
休んでから3週間ぐらい経過していたので当初よりは症状も軽く、うつ状態でも楽しめることがあるという事だったので改めて適応障害と診断されました。
まだ楽しめることがあったのは幸いだと思いました。
休職中に思ったこと
休職になったあとは思いっきり休むことを決心しました。
なかなかできないことにチャレンジしたり、大学時代の友人に会いに行ったりと…
(いずれ記事にしたいと思います)
適応障害や休職に対して、世間の目はまだ厳しい意見もあるかと思います…
本当につらいという感覚は本人にしか分からないので周囲の理解に時間がかかるかもしれません。
しかし休職したからといってすべてが終了ではありません。
むしろ新たなスタートのきっかけになると思います。
あと、意外と身近に自分の事を気にしてくれる人がいるかもしれません。
その人がいたらぜひ思い切って相談してみてください。
愚痴を話すだけでも心が軽くなるかもしれませんし、次の行動へヒントになるかもしれません。
この記事を読んでいただいた方の中で悩んでいる人がいればぜひ一歩踏み出してみてください。